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「春の訪れ」 をテーマにした ギャラリー内の作品を観ていたら
幼い頃の春の思い出が たくさんよみがえってきた。
昭和40年代の さいたま市の見沼用水を跨ぐ田んぼの春は 
今の住宅地からは 想像できないぐらい 綺麗でのどかで穏やかだった。

必ず蓬を摘みに行った春。
その日の内に 母の手によって「草もち」に変身する蓬…
その鮮烈な香りは 今でも脳裏を過ぎる。

芹… 野蒜… 菜の花…
雲雀の唄声を聞きながら いろんな菜を摘むのが楽しかった…

田植えが終わったばかりの田んぼに入って カエルを追っていたら
農家のおじさんが 笑いながら上手に手伝って捕まえてくれた。

サンダルを洗おうとして 見沼用水に片方流してしまい 裸足で帰った。
まだ 泥鰌もいたし 蜆もとれた。

春は来る。
毎年 必ず来る。

少しずつ… 少しずつ… その様を変化させながら 毎年春は来る。

しかし その変化の皮を一枚剥がせば 
皆の心の奥底に息づく 普遍的な「春の香」の存在が無くなってはいないことに気づく。

そうでなければ…
まったく合点がいかない。
今現在の 趣味のギャラリー…  「春の新作」でいっぱいなのだ。
「新作」なのに… 何故…
懐かしい匂いがたちこめているのは 何故なのだろう…

ギャラリースタッフ T

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